気が付けば、2か月以上もお休みしちゃってました・・・
なんだかなぁ~~
さて今回は「同じだけど違うこと?!」なに?それって・・・
て思いますよね。
実は保険料の支払い方についてなんです。
一般的には毎月決まった保険料を何年・・とか・、何歳まで・・とか支払いますよね。
例えばこれを「年払い」という方法で支払うと、毎月払うより保険料が少しだけ割安になります。
何年か前までは「年払い」にして、途中解約などした場合は1年分の保険料はそのまま返ってこない・・・というリスク?があったので、割安・・といってもおすすめしませんでした。
しかし今は「年払い」にして途中解約などをした場合も、1年分の保険料を全部使っていなければ「未経過保険料」が戻ってきます。(ただし改正後の契約の場合に限る)
なので、支払う保険料を少しでも節約したい方は「年払い」するのも一考です。
そして「年払い保険料」を一度に全期間分払ってしまうと(全期前納と言います)さらに一定の割引が受けられます。
そこで1つ注意!
「同じだけど違う事」があります。
それは「全期前納」と「一時払い」です。
払う方から見れば「一度に全額払うんだから一緒でしょ?」と思いがちですが、実は違うんです。
「全期前納」は読んで字の如く「全期間分の保険料を前払いします」という性格のものなので、あくまでも保険会社が前払いされた保険料をお預かりして、その中から毎年の保険料として充当していきます。
なので万一保険料払込期間中に亡くなられた場合は「死亡保険金」+「まだ使われていない保険料(未経過保険料)」が支払われます。
(例えば・・・
500万円10年払いの死亡保険に「全期前納」で契約し、2年半年後に亡くなったとします。
その場合、死亡保険金500万円と未経過保険料7年半年分(端数は切り捨てになることもあります)の保険料が返ってきます。)
しかし「一時払い」の場合は、一度に全部払って終わり。
たとえ保険料を全額支払った1か月後に亡くなったとしても、払った保険料は戻ってきません。
(例えば・・・
500万円の死亡保険に契約後たとえ1か月後に亡くなったとしても、死亡保険金の500万円が支払われるだけで。保険料は返ってきません。)
払う側では同じように思えても、万一の時にはこのように違いがでてきます。
「一時払い」と「全期前納」をちゃんと理解したうえで契約をしましょう。